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歯の溝は、細菌や食物残渣がたまりやすく、虫歯の好発部位です。特に、生えてきたばかりの歯では溝がくっきりと深く、歯磨きで綺麗に仕切れないことが多いため、虫歯のリスクがより高くなります。この溝を合成樹脂でふさぐことを、シーラント(小窩裂溝填塞)と言います。

 

シーラントは虫歯の無い歯に対して行う予防処置なので、歯を削ることはありません。かかりつけの歯医者さんにご相談下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ10年間は、児童の虫歯の処置完了歯が増え、未処置歯が減少しています。しかし日本における児童の虫歯保有率(DMFT指数)は、先進国の中でいまだに高いレベルにあります。虫歯が蔓延している要因は、歯科健診による治療勧告による処置率の向上のみを重視し、フッ素塗布・シーラント・ブラッシング指導などの予防対策を怠ってきた為と思われます。予防にまさる治療はありません。

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